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経営システムのポリシー


“経営システム”は、一般に言う“マネジメントシステム”です。経営システム・コンサルタントとして、1992年から活動し、数多くの企業の動きを目撃してきた者として、単なる規格の要求事項に対する対応から脱却し、いかに企業経営に役立てていくか、私のポリシーと想いを、ここにご紹介します。

■経営システムは、企業経営に有効なツール

ISO 9001が普及し、審査登録を受ける企業が増大したことは、日本の企業に、品質に対する体系立った思想とマネジメント的な捉え方をもたらしました。そして、従来は何となく実施してきた個々の活動の意義と論理的な根拠を再認識するとともに、種々の事項に対して自信をもって取り組める体制の確立を促しました。そして、ISO 9001の2000年版の発行を機に、「品質マネジメント」をシステムとして捉えて運用する考え方が、急速に普及してきました。

■経営システム活用の現状

ISO 9001を発端として普及が始まった経営システムですが、ISO 9001の審査登録を受ける企業が増大するにつれて、しだいに認証取得最優先の様相を呈するようになり、結果として形骸化していくようになりました。この状態を脱却したいという気持ちの方も多いと思います。ぜひ、いっしょに考えていきましょう。

■経営システムはビジネスに結びついてこそ

ビジネス抜きに企業・組織は成り立ちません。いかに企業・組織の存続と、信頼確保と、商売に結びつけていくかが、経営システムに求められている課題であると認識しています。